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Face or Body

第4章 ヒカル&アキラ最初の事件

ヒカルの人生のなかで
これほど
たった5分が長く感じたことはなかった

次の海浜新町で
絶対にこの男を確保する!!

ヒカルはその警察官としての
プライドと容疑者確保の執念で
屈辱的な今を
耐えていた…。

今日のその男の行動は
今までの捜査で
獲得していた情報以上のものだった。

エッ!?
嘘…!!
ヒカルにさらなる想定外の事態が発生した。

イヤ!!
イヤだ!!
ヒカルは全身に
鳥肌がたつ嫌悪に襲われたのだ。
その男が
ヒカルの下着の中に垂らした
ネバネバな液体…
性欲が凝縮された液体…
今、ヒカルの下着のなかを汚し
アナルを…
膣口を…
花芯を…
陰毛を汚し湿らせた液体…

つまりその男の精液に濡れた
ヒカルの下着のなかに
男が手を滑り込ませてきたのだ!!

満員電車のなかでは
他の乗客は
揺れる車内で不確かで不安定な
自分の身体のバランスをとることに
精一杯で
だれもヒカルの身に起きている不幸に
気づいてはいない…。
おそらく
後方でヒカルを
みまもるアキラも
今ヒカルるが遭遇している想定外の事態は
気づいていないだろう…。

――――……………!!!!
ヒカルの身体に
一瞬電流が走る!!
その刺激はヒカルの意思に反して
生理的刺激として
ヒカルの身体を
屈辱感に満たさせた…。

男は
下着のなかに潜らせた指で
下着内に注いだ男の精液で
濡れ汚れてしまっている
ヒカルの花芯を愛撫し…
さらには
精液に濡れた指自体を
ヒカルの膣口から膣内に挿入し
大胆にも
指先をヒカルの膣壁に擦るように
押し付けてその感触を
味わい始めた…。

そして
ヒカルの蜜ツボからは
屈辱感とともに
男の指先から伝わる刺激で
甘い露が溢れてくるのを
ヒカル自身が自覚していた…。

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