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Face or Body

第39章 大作とオヤジ

オヤジなる
闇世界の大物が
私が繋がりを持つ
上海マフィアへ奴隷を売り込んできたとの
情報が入ってきた…。

負けられない…。
この奴隷売買での収入が
港竜会の再建の大きな鍵になるからだ。

そんな折り…

『会長。こんど小さいですが、美形の女がいる新しいデリヘルができたそうです。そこの女を少し確保しておきましょうか?』
と四条が相談にきた。

『お前に判断は任す。』
私は四条に判断を託した。

『いったい何人くらいの女性がいるんだ?その店は…。』と
私は確認をした。

『うちのシマに今日あいさつに来たのですが、今日の時点では5人だそうです。30代が2人と20代が3人。うち人妻は2人だそうで、1人は子持ちらしいです。』
と四条は答えた。

人妻って響きはいいな…。
特に子持ちはたまんねえな…!!

私は
はるか昔
息子の目の前で泣き叫びながら
ケダモノのような男たちに
輪姦されつづけて
さらには
動物との交尾までさせられて
精神と身体を崩壊させた
哀れな
もと若頭の嫁を思い出していた…。

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