Face or Body
第2章 アキラ(30)
『はい この書類に住所、名前…を記入して印鑑おねがいしますね。 よかったですね――――。おばあちゃん…財布戻ってきて…。物騒なことも多いけど、まだまだ優しい人いるんだね~。』
巻町顕(アキラ)は
そう言って
遺失物を持ち主のおばあちゃんに
返却していた。
『アキラさんは、いつも優しいしゃべり方しますね。俺も見習わないと…。あ!!ヒカル先輩もその優しいしゃべり方に癒されちゃったかな…。』
そんな
冗談半分の言葉を
アキラに投げ掛けたのは
後輩の畠山(ハタヤマ)だった。
アキラは
『バカいってんじゃないよ!!』
と
あきれ顔で振り向いて
畠山に言葉を返した。
海浜署川島交番
ここに勤務をしてアキラはすでに
6年が経過した。
巻町顕(アキラ)は
そう言って
遺失物を持ち主のおばあちゃんに
返却していた。
『アキラさんは、いつも優しいしゃべり方しますね。俺も見習わないと…。あ!!ヒカル先輩もその優しいしゃべり方に癒されちゃったかな…。』
そんな
冗談半分の言葉を
アキラに投げ掛けたのは
後輩の畠山(ハタヤマ)だった。
アキラは
『バカいってんじゃないよ!!』
と
あきれ顔で振り向いて
畠山に言葉を返した。
海浜署川島交番
ここに勤務をしてアキラはすでに
6年が経過した。