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天使と悪魔

第7章 不穏の予兆

・宮田side

玉「えっ?どういうこと」



とつぜん横尾さんと二階堂が家へとやって来た。



横「不本意だとは思うけど」

玉「だってさ、それって」

横「強制はしない、でも」

二「2人とも天使もし襲われでもしたら」

宮「部落までやって来るって言いたいわけ悪魔が」

横「今までは、その危険性はなかった」



だけど、これからは―



宮「そん…な」

横「これを付けていれば、すぐさま危険を察知する事が出来る」

二「定期的に、塚ちゃんとごっちが見回りしてるけど」

横「100%護りきれる自信はないんだ」



横尾さん…



横「宮田は塚ちゃんのを、そして裕太は」

玉「‥‥‥」

横「嫌か?俺のを付けるのは」

玉「ふっ、気持ちは複雑だけど」

横「悪い」

玉「別に謝らなくてもいいよ」

宮「タマ」

玉「分かった、それで安心できるのなら」

横「ありがと ニコッ」

宮「二階堂、千さんは?」

二「それがさ、このところ会っていないんだ」



えっ?



横「ニカは腕輪を持っていない、だから五関のを付けてやろうと思ったんだが」

二「あいつ毎日どこへ行ってるんだろう」



千さん―

俺達は知らなかった千さんが泉にある洞穴で。

怪しい天使と会っていた事を。





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