テキストサイズ

天使と悪魔

第8章 渦巻く欲望

・橋本side

ここは何処?



「なる程ね、なかなか可愛いやん名前は」



うわっ、かっちょえーまるで王子さまみたいだ。



橋「はっ、橋本良亮」



悪魔の中にもこんな人いるんだな。



「なんて呼べばええ?」



ドキッ!



橋「…あっ、ハッシーってみんな呼んでる」



見つめられただけで、心臓がドキドキしちゃう。



「じゃハッシー心配せんでもええよ俺は君のこと襲ったりせぇへんから」



えっ?



橋「ホントに?」



じゃなんで、ここに連れて来られたわけ?



「人質、クスッ」



なに、それ?



「魚を釣るときには、餌が必要やろ?ニコッ」



俺、餌ってこと?



「どうしても、欲しい獲物がいてな引き寄せるために協力してもらおうと思ってるんねん」



なんかよく分からないけど



「ええってここでは好きに遊んでいいし」



パルカン作ってもいい?



「なんや?それ」



あっバルカンはね俺が作ってるロボットで正義の味方なんだ。



「‥‥‥」



あれ?黙っちゃった、どうしたんだろう。



「照史、照史はおるか」



でも不思議なところで悪魔より、天使のほうが人数が多く。



「呼んだ?」

「あいつを頼む」



時々―



「んっ、ああっ、いっはっあぁーっ」



なんか、変な声が聞こえてさぁ。

なんだろ?



桐山「行ったらアカンで」

橋「どうして?」

桐山「まだ早いやろ」

橋「んっ?」

桐山「一緒に遊ぶか?」

橋「うん」



俺は深く考えずここにいた

自分がそうしてる事で向こうでは大変なことが起ころうとしていただなんて知りもせず。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ