天使と悪魔
第9章 息吹が輝く舜
・北山side
数日前からだ。
誰かが自分を呼ぶ声が聞こえるようになったのは。
「会いに来いや天使の長、お前におうてみたい」
誰で、おまえ?
「それは会えば分かる」
そして今日―
「ハッシー、とかいう天使こっちにおるよ」
はっ?なに言ってるんで。
「迎えに来い、でなければいずれ悪魔の餌食になってまう、それでもいいんか」
待て、あいつはまだガキだ手を出すんじゃねぇ。
「なら代わりにお前が俺のものになれ、そしたら解放してやってもええ」
人質ってわけ?フッ
「餌や大物を釣る」
目的は俺?
「お前が欲しい北山宏光、俺のもんになれ乱暴に扱ったりせぇへんから」
取り合えずは行く話はそれからだ。
だから俺が行ったらあいつは解放しろ。
「分かった」
約束だぞ。
「他のもんには黙って来るんやったらな」
あぁ、絶対に言わね。
「じゃ楽しみに待っとる」
西なまりの口調、向こうの悪魔か。
それが、なんだって俺を?
しかしこいつ不思議な能力をもってやがる、ただもんじゃないな。
藤ヶ谷、帰って来れなかったら悪い。
戻るつもりではいるけどよ
あいつハッシーをほっとくわけにもいかないし。
じゃ行って来る、バサッ、バサッ!
俺はその声を頼りにハッシーがいるという場所へ向かったんだ。
だが、そこは。
まるで、独りの悪魔のハーレムみたいな所だった。
そして、あいつ。
別名↓
西のダーク族貴公子に会う
俺でも思わず見とれてしまうような悪魔に…
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数日前からだ。
誰かが自分を呼ぶ声が聞こえるようになったのは。
「会いに来いや天使の長、お前におうてみたい」
誰で、おまえ?
「それは会えば分かる」
そして今日―
「ハッシー、とかいう天使こっちにおるよ」
はっ?なに言ってるんで。
「迎えに来い、でなければいずれ悪魔の餌食になってまう、それでもいいんか」
待て、あいつはまだガキだ手を出すんじゃねぇ。
「なら代わりにお前が俺のものになれ、そしたら解放してやってもええ」
人質ってわけ?フッ
「餌や大物を釣る」
目的は俺?
「お前が欲しい北山宏光、俺のもんになれ乱暴に扱ったりせぇへんから」
取り合えずは行く話はそれからだ。
だから俺が行ったらあいつは解放しろ。
「分かった」
約束だぞ。
「他のもんには黙って来るんやったらな」
あぁ、絶対に言わね。
「じゃ楽しみに待っとる」
西なまりの口調、向こうの悪魔か。
それが、なんだって俺を?
しかしこいつ不思議な能力をもってやがる、ただもんじゃないな。
藤ヶ谷、帰って来れなかったら悪い。
戻るつもりではいるけどよ
あいつハッシーをほっとくわけにもいかないし。
じゃ行って来る、バサッ、バサッ!
俺はその声を頼りにハッシーがいるという場所へ向かったんだ。
だが、そこは。
まるで、独りの悪魔のハーレムみたいな所だった。
そして、あいつ。
別名↓
西のダーク族貴公子に会う
俺でも思わず見とれてしまうような悪魔に…
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