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・北山side

内「どないや北山？」



お前じゃなきゃ俺は



内「返事せぇへんのなら、挿れちまうけどええんか」

北「ふっ…ｶﾞｸｶﾞｸｯ」

内「んっ？どないした」



嫌…だ‥ｸｯ!



内「北山？」

北「ふ…じ‥」

内「‥‥っ」

北「藤ヶ谷あぁーっ」

内「その名前を、俺の前で呼ぶんやない」

北「藤ヶ谷お前じゃなきゃ嫌なんだ藤ヶ谷あぁーっ」

内「…っ、くっそぉーなら挿れたる」



グイッ！



北「もっ…くっ‥」



内に、足を開かされた途端に身体の震えが止まらなくなり。



内「なっ!?」

北「…っ‥ｶﾞｸｶﾞｸｯ」

内「どないしたん！」

北「藤…ヶ谷‥ｶﾞｸｶﾞｸ」

内「おい！」



バンッ！



藤「北山あぁーっ」



これは夢なのか？



藤「しっかりしろ」



俺があいつの腕の中に抱かれているなんてよ。



藤「もう大丈夫だ俺がいる」

北「藤…ヶ谷‥」

藤「なんだ？ﾆｺｯ」

北「おっ…前じゃなきゃ‥嫌だ…ｸｯ」

藤「んっ？」

北「俺の中…入れんのは‥お前…じゃなきゃ嫌なん‥だよ…ｸｯ」

藤「分かった分かったから北山」



ギュッ！あったけ、ﾌｯ

だから挿れてくんね？お前のなら俺、怖くはねっから

愛した相手は悪魔の長だった。

その道のりが長かったのか短かったのかなんて俺には分からない。

ただこれだけは言える。

たとえ生まれ変わったとしても。

きっと俺は、お前をパートナーに選ぶってな。

それが、どんな世界であったとしても。

藤ヶ谷お前を―





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