テキストサイズ

天使と悪魔

第12章 真実の愛

・藤ヶ谷side

桐山「平和やなぁ」

河「うおっ、お前またいきなり現れやがって」

内「こいつの能力は、瞬間移動なんや」

河「だからかぁ」

一同「あはははっ」



ドドドドッ!



藤「んっ?なんか地響きがって、うわあぁーっ」



ドドドドッ!



神山「待てぇー流星!」

小瀧「待たんか、こらぁ」

濱田「もぉー許さへんで」



ドドドドッ!



横「流星って」

北「あの流星かよ」

藤「まさか」



ドドドドッ!



藤井「内くん助けてぇ」

河「うお、本当に流星だ」

内「今度は何したんや?」

藤井「なんもしとらん濱ちゃんの頭にハゲ作っただけや」

内「しとるやん、ハァ」



あははっ、ってことは。



北「やっぱりあの料理


内「そや、大倉が作ってたん」

北「忠くん!」

内「そーっとしとき」

藤「内…」

内「あいつの気持ち、俺はよー分かるん」



そのうち、自分から会いに行くだろう。

それまでは―

その言葉にコクンと小さく頷く北山。

こうして俺達は無事、仲間が待つ部落へと帰ってく。

俺の隣には、すっかり元気になった北山が。

ギュッ!

その手はしっかりと握られ笑顔で傍にいてよ。

俺はその顔を見ながら誓ったんだ。

必ず護ってみせると―





ストーリーメニュー

TOPTOPへ