テキストサイズ

天使と悪魔

第13章 未来への架け橋

・藤ヶ谷side

俺達が家へ入ると中は凄いことになっていた。



藤「なんだ?こりゃ」

北「騒ぐだけ騒いで、寝ちまったってわけだ」

藤「みたいだな、フッ」

北「じゃ俺らもそうしよう藤ヶ谷 ニコッ」

藤「あぁ」

北「おっとその前に風呂に入らなきゃよ、その」

藤「んっ?」

北「一緒に」

藤「えっ」



いっ、今なんて言った北山



北「おっ、俺、準備してくっから」

藤「ちょ、北山」



バタバタバタ―

ってそんなに足音を立てたらこいつら起きてしまうだろ。

あいつは、焦ったみたいに浴室へ行ってしまい。

と、そのとき。



橋「んーダメもうそんなに迫らないでダメだってばぁムニャムニャ」



ギクッ、ねっ、寝言か。

つうかどんな夢を見てるんだよハッシー、ハハッ!

そこへ続けざま…



河「うえっ」

藤「なっ、なに!?」

河「ムニムニムニ」



脅かすな郁人、寝てるときまで叫ぶんじゃない。

が、何気に周りを見渡した俺はなんだか温かい気持ちになってくる。

ハッシーの傍ででスヤスヤと寝息を立てているタマ。

こいつ、まだ知らないんだよな。

自分とハッシーが…

その隣には宮田が寄り添うように眠っていて。

頑張れよ、クスッ!

ハッシーの傍にはトッツー郁人・塚ちゃん。

すげぇやここ、みんなして囲んでやがる。

トッツーも大変だな、クスッ!

しかし郁人お前がトッツーのことを好きになるだなんて思ってもみなかったぜ。

とは言っても全く進展していないらしいが。

なにかあったら言って来い相談くらいのるし。

少し離れた所に眼をやればニカと健永。

そして亮太―

ここも三角関係か?なーんちゃって。

でも、幸せそうな顔をしている。

その先に、五関とわた。

気がついたら仲間が増え、この他にも向こうには
内や照史がいるし。

おかしな西のハーフの連中もいる。

これもお前に出会えたお陰だな北山、フッ!

そう思った。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ