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・北山side

それから俺達は―



北「ふっ、藤ヶ谷、あっ、あぁ、んあっ、熱い」

藤「おっ、お前の中もな、くっ」



ズゴッ、ヌプッ、バンバンバン！



北「うああっ、ぶっ、ぶつかって、あっあっ、ああっあっ」

藤「くっ、これが子宮か」

北「あくっ、はうっ、ん
あ藤ヶ谷、ふっ、藤ヶ…谷、俺、なんか、変だ」

藤「なにが、ｸｯ」

北「おっ、奥が、疼いて、堪らない」

藤「それは、お前の子宮が俺のを注いで欲しいって、叫んでるんだよ」

北「あっ、ああっ、くれ、なっ、頼む、じゃなきゃ、静まらねぇよ」

藤「北山」

北「藤ヶ谷あぁーっ」

藤「受け取れ、お前は俺のもん俺だけの天使、分かったか、ｸｯ」

北「あっ、あぁ、だから、ずっと傍に俺と、あっく」



天使と悪魔は―



北「くっ、すげっ、熱い、いっぱい満たされて、喜んでるのが、分かるんだ」



本当は、惹かれ合う者同士なのかもしれない。



藤「俺にも分かる北山の中が喜んでいるのがヒクつきながら震えている、ﾊｧﾊｧ」



自分の心と身体がこんなにも。



北「藤ヶ谷、ﾌｯ」

藤「北山 ﾆｺｯ」



幸せに満ちているのを感じそう思った。



北「愛している」

藤「初めてちゃんと言ったな」

北「愛している愛している藤ヶ谷」



ギュッ！



藤「北山、ﾌｯ」



チュプ―



北「んんっ、はふっ」



何度も、何度も交わす口づけは２人の想いの表れ。

あのとき。

藤ヶ谷が俺にしたキスにはこいつの気が含まれていたんだ。

信じられっか？

天使から気を吸う悪魔が、逆に気を注ぎ込んだんだぜ



北「んなこと出来るとは、思わなかったよ」

藤「俺もだ聞いた事がね」

北「そんじゃどうして出来たんだ？」

藤「ただ願っただけさ」

北「なにを？」

藤「北山から苦しみを消し去ってくれ、いや、消してやりたいと」

北「‥‥っ」

藤「これ以上こいつを苦しめないでくれってな」

北「藤…ヶ谷‥ギュッ」

藤「感動したか？ﾌｯ」

北「して…ね‥ｸｯ」

藤「でも泣いてるぞ」

北「ちげぇ…バカ」



嬉しいだけだ。

こんなにも、お前に愛されている事がよ。

ただ、嬉しくて…






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