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天使と悪魔

第13章 未来への架け橋

・北山side

横「席についてー」

一同「はーい」

藤北「‥‥‥」



こいつらどこまで盗み聞きしていたんだ?ハァ



河「それより太輔」

藤「なんだよ郁人」

河「おまえ人の手踏みやがってさ」

藤「あれは、不可抗力ってやつじゃん」

河「すっげー痛かったかったんだからな許さねぇ」

藤「あんな所で転がってるお前が悪いんだろ」

河「なに」



お前そんなことで居直ってどうするんで、ハァ!



千「俺も、めっちゃ痛かったなぁ宏光 ニタッ」

北「いっ、あぁーははっ、悪い」

千「仕方がない今回は許してやるか クスッ」

北「はっ?なんだお前その態度は」



あっ、俺もか…ハハッ!



横「ほらミツも太輔も御飯は静かに食べなきゃダメでしょ」



あれ横尾さん主婦化してね



藤「わたーおかわり」

横「自分でやって、ミツぅおかわりは ニコッ」

北「はっ?」



どうした?何が起きたんだ



河「もしかして」

五「うん、始まっちゃったみたいだね」

塚「北山は藤ヶ谷にとって嫁みたいなもんだし」



なにを言ってるんで?



河「渉にとっては可愛い、可愛い太輔の嫁さん」

五「今後も溺愛するんだろうな ニヤッ」



意味わかんね―

この日、俺は藤ヶ谷から。

郁人とトッツーがいい感じであることを教えて貰う。

そっか、だから横尾さんも昨日あんなことを。



橋「トッツー俺のお嫁さんになってぇ」

河「バカ言ってるんじゃねこのガキが」

塚「じゃ俺ならいい?」

河「塚ちゃーん」



空は青く澄み渡り、部落では恋の花が咲き乱れ。

その場には笑顔が満ち溢れていた。



「くっ、亮太おまえ」



それを見て唇を噛みしめている奴がいたことなど知らず。





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