天使と悪魔
第2章 出会いと再会
・藤ヶ谷side
河「驚いたなマジで」
藤「郁人!?お前あとをつけていたのか」
河「あの天使が原因なんだ太輔が狩りに行かなかったのは」
藤「くっ」
あぁ、そうだよ。
俺は、あいつの天使としての姿を見たとき。
子供ながらに予感してしまったのさ。
いつか、こいつが欲しくなるときが来ると。
それはダーク族の血がそう騒いだのかも知れない。
「面白いものを見た、フッ」
けど、あいつを汚したくはなかったから。
「一族の長が、天使に特別な想いを抱いているとは」
それが恋というものだったなんて、知らなかった俺は
「これを上手く利用すればあいつを長の地位から引きずり下ろすことが出来るかもしれない」
そう、ダーク族に愛なんて言葉はない。
「ふふっ、楽しみだ」
誰もがそれを知らずに育つ
だが北山、俺はお前に出会いそれを知ってしまった。
切ないまでに苦しい、この想いを。
こうして俺達は再会を果たす。
が、それは波乱への幕開けでもあったことをまだ二人とも知らないでいた。
2つの種族を巻き込みながら。
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河「驚いたなマジで」
藤「郁人!?お前あとをつけていたのか」
河「あの天使が原因なんだ太輔が狩りに行かなかったのは」
藤「くっ」
あぁ、そうだよ。
俺は、あいつの天使としての姿を見たとき。
子供ながらに予感してしまったのさ。
いつか、こいつが欲しくなるときが来ると。
それはダーク族の血がそう騒いだのかも知れない。
「面白いものを見た、フッ」
けど、あいつを汚したくはなかったから。
「一族の長が、天使に特別な想いを抱いているとは」
それが恋というものだったなんて、知らなかった俺は
「これを上手く利用すればあいつを長の地位から引きずり下ろすことが出来るかもしれない」
そう、ダーク族に愛なんて言葉はない。
「ふふっ、楽しみだ」
誰もがそれを知らずに育つ
だが北山、俺はお前に出会いそれを知ってしまった。
切ないまでに苦しい、この想いを。
こうして俺達は再会を果たす。
が、それは波乱への幕開けでもあったことをまだ二人とも知らないでいた。
2つの種族を巻き込みながら。
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