天使と悪魔
第2章 出会いと再会
・藤ヶ谷side
河「でよ塚ちゃんがさ」
俺はさっきからずっとこの郁人のくだらない話に付き合わされていた。
河「自分を悪魔じゃねぇとか言う悪魔、いるか?そんなやつ キャハハハ」
と、そのとき!
藤「‥‥っ」
河「んっ?」
北山、あいつが危ない。
河「どうした」
藤「悪い急ぎの用だ」
河「はっ?」
バサッ!
河「ちょ、どこへ行くんだわ!おい太輔」
バサバサッ―
俺は喚く郁人を無視しそこへと急いだ。
一体どこのどいつだ、長の印しを持つあいつを襲おうとしている野郎は。
バサッ、バサッ!
すると、野原みたいな所に3人の天使が見え。
その前には1人の同族が。
またあいつか、チッ!確か前に北山が話していた。
母親を襲ったとかいうやつ
そいつが、自分を襲おうとした悪魔だと。
くっそー性懲りもなく狙いやがってもう許しはしない
俺は音も立てず奴の後ろへ降り立つと。
グサッ!
悪「うぐっ、ぐぐっ」
北「‥‥っ」
自分の剣でその背中を突き刺したんだ。
そして―
藤「貴様一族の掟を忘れたか長のモノに手を出してはならない、もし破れば死あるのみと」
そう耳元で言い、ザバッ!
頭上からそのまま斬り下ろして叩っ斬り。
ドタッ―
とたん傍にいた可愛らしい天使が北山に抱きついてくのを見て。
んっ?もしかして恋人か。
ふと寂しい思いに囚われる
北「タマいったい何があったんで?」
玉「あっ、あの人が」
その言葉で、こっちを見る北山。
北「‥‥っ」
その瞳が驚きの眼から悲しみの色へと変わっていくのが分かる。
北「藤…ヶ谷?」
藤「ふっ」
俺は、そんなこいつをただ笑って見ている事しか出来なかった。
藤「仇は討ったぞ北山」
北「えっ?」
あのとき―
おまえの背中に生えている白い羽根を見たときにな。
俺は否応なしに互いの種族の違いを思い知らされた気がしたんだ。
どんなに一緒にいたくても叶わない現実を叩きつけられたような。
だから…
藤「一緒にいるのは恋人?可愛いのを見つけたな」
北「なっ」
藤「いつまでも仲良く幸せに暮らせ、フッ」
北「おい!」
俺は、もう二度と会わないつもりで別れを告げ。
なのに―
・
河「でよ塚ちゃんがさ」
俺はさっきからずっとこの郁人のくだらない話に付き合わされていた。
河「自分を悪魔じゃねぇとか言う悪魔、いるか?そんなやつ キャハハハ」
と、そのとき!
藤「‥‥っ」
河「んっ?」
北山、あいつが危ない。
河「どうした」
藤「悪い急ぎの用だ」
河「はっ?」
バサッ!
河「ちょ、どこへ行くんだわ!おい太輔」
バサバサッ―
俺は喚く郁人を無視しそこへと急いだ。
一体どこのどいつだ、長の印しを持つあいつを襲おうとしている野郎は。
バサッ、バサッ!
すると、野原みたいな所に3人の天使が見え。
その前には1人の同族が。
またあいつか、チッ!確か前に北山が話していた。
母親を襲ったとかいうやつ
そいつが、自分を襲おうとした悪魔だと。
くっそー性懲りもなく狙いやがってもう許しはしない
俺は音も立てず奴の後ろへ降り立つと。
グサッ!
悪「うぐっ、ぐぐっ」
北「‥‥っ」
自分の剣でその背中を突き刺したんだ。
そして―
藤「貴様一族の掟を忘れたか長のモノに手を出してはならない、もし破れば死あるのみと」
そう耳元で言い、ザバッ!
頭上からそのまま斬り下ろして叩っ斬り。
ドタッ―
とたん傍にいた可愛らしい天使が北山に抱きついてくのを見て。
んっ?もしかして恋人か。
ふと寂しい思いに囚われる
北「タマいったい何があったんで?」
玉「あっ、あの人が」
その言葉で、こっちを見る北山。
北「‥‥っ」
その瞳が驚きの眼から悲しみの色へと変わっていくのが分かる。
北「藤…ヶ谷?」
藤「ふっ」
俺は、そんなこいつをただ笑って見ている事しか出来なかった。
藤「仇は討ったぞ北山」
北「えっ?」
あのとき―
おまえの背中に生えている白い羽根を見たときにな。
俺は否応なしに互いの種族の違いを思い知らされた気がしたんだ。
どんなに一緒にいたくても叶わない現実を叩きつけられたような。
だから…
藤「一緒にいるのは恋人?可愛いのを見つけたな」
北「なっ」
藤「いつまでも仲良く幸せに暮らせ、フッ」
北「おい!」
俺は、もう二度と会わないつもりで別れを告げ。
なのに―
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