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・藤ヶ谷side

五「藤ヶ谷おまえ顔に出てるぞ、ﾊｧ」

藤「そんなこと言ったって」

横「お前は充分ミツに愛されてるだろ」

内「ほんまや羨ましい限りやで、んっ待てよ」



嫌な予感がする。



内「藤ヶ谷を受け入れられたってことはトラウマから抜け出せたって事やろ」

北「うん、まぁーそういうことだな」

内「なら俺とも試しにしてしてみるっていうのはどう」

北「はっ？」

藤「くっ、いい加減にしろそれ以上言ったら許さんからなぁ」

内「ｱﾊﾊｯ、こいつからかうとおもろいわ」



なに！



桐山「まぁまぁ落ち着いて遊ばれてるだけやし」

藤「ふんっ」

北「ところで内お前なんでいきなり来たんで？」

内「この間、玉森って天使に会ってな」

北「タマに？」

内「亮太のことで、相談を受けたんや」



そういえば、いつだったかみやが…

タマが内に会っていたって騒いでたな。

ってかこいつら急に真面目になりやがって。



藤「あっ、でもどうやって連絡を取ったんだ？」

桐山「郁人と俺を通し場所と時間を決めたんや」

北「あいつ、なんて」

内「亮太は屋良をホンマに慕っとる玉森が北山を兄のように慕っているのと同じにな」

北「で？」

内「似たような想いを持った２人は自然と仲良うなり互いの事を話すようになってたんや」



知らなかった。

内とのことがあって以来、俺はひろにベッタリだったから。



北「それでタマは亮太の事を心配し」

内「なんかあったら、力を貸してあげて欲しいと言われた」

藤「だからここに？」

内「それもある…が、もう１つ」



そう内が言い掛けた、そのとき。





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