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天使と悪魔

第17章 奇跡の天使

・宮田side

玉「ぁ…ハァハァハァ」



“そのまま、バックで攻めろ”

グイッ!



玉「えっ、なに!?」



それから言われた通りタマの体勢を変えると。

驚いた声を出しているその後ろから。

ズブッ!



玉「うああっ」



パンパンパン、思いっきり突きまくる。



玉「ああん、あんっ、んっあっあっ、こっ、こんなのあっ」

宮「タマ、タマ」

玉「あぁ、いっ、だめ奥にぶつかってる」



そしたら―

嫌がるどころか身体をワナワナ震わせ感じまくり。

ズゴッ、スゴッ!



玉「俊、俊哉あぁーっ」

宮「くっ…ハァハァハァ」



うっわぁーたくさん出ちゃったよ。

あはっ、だいぶ溜まってたもんな。



玉「あぁ、熱いの…がいっぱい‥ハァハァハァ」

宮「タマ、フッ」



うつ伏せになったまま床にヘタり込んでる姿が超可愛くて。

ギュッ!

その背中へ身体を寄せ抱きしめたら俺の方を向き。



玉「俊…」

宮「んっ?」

玉「キスして」



甘えた声でそう言う。



宮「タマ」

玉「ねぇ早くぅー」

宮「チュプ」

玉「んあっ、もっと深く」



本当だ横尾さんの言う通りだよ。

その手は、自然と俺の首へ絡んで来て。



宮「もう1回する?」



そう聞いたら、黙って頷き



玉「うあっ、いっ俊、もっと、もっと激しく愛して」

宮「タマ、愛してるよ」

玉「俊哉あぁーっ」



こんな素直なタマは、初めてだ。



玉「あっあぁーいっ、いい凄く、あぁ」



それから俺達はベットの上で思いっきり愛し合い。

そして―



玉「ごめんな」

宮「いいよもう、フッ」

玉「でも、ずっと我慢してたんだろ」

宮「けど、そのお陰でこんなに可愛いタマが見れた」

玉「ばっ…バカ‥」

宮「クスッ」



こうして俺の悩みは解決し

俺とタマはハッシーが内くんの所へ行っている間に。

めっちゃラブラブするようになったんだ。

でも不思議なんだよね―

このとき俺キタミツが微笑みながら。

俺達の様子を見ていたような気がしたから。

どうしてだろ?

眠っているはずなのに気のせいかな。

だけど…

ずっと先になって、奇跡の天使の本当の意味を知る事になる。

それは“愛”

そう奇跡の天使は皆の愛の象徴だったんだって事を。





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