天使と悪魔
第20章 強い絆と共に
・北山side
それは、トッツーが帰って暫く経った頃だった。
ドンドン―
家の中で太輔が戻って来るのを待っていると。
玉「ミツ、ミツいる」
いきなりタマがやって来てよ。
ガチャ!
北「どうしたんで?デカい声出して?」
玉「ハッシーが大変なんだ」
あいつが?
北「分かった、すぐ行く」
そのことを聞き、急ぎ駆けつけたらそこには横尾さんや塚ちゃんもいて。
が、何故だか太輔がいない
ったく何処へ行ったんだ?あいつ。
宮「キタミツ、来てくれてありがと」
北「聞いたらほっとけないし」
横「ミツ」
北「横尾さん太輔はどうした?ここへ来てたんじゃないの?」
横「あいつならトッツーの家に行ったけど」
北「はっ?なんで」
横「さぁ、それより」
分かっているハッシーだろ
横「とにかく、見てやってくれないか」
北「どこにいるんで?」
宮「部屋で寝てる」
ガチャ!
そこにいるハッシーを見て俺は自分が何をすればいいのかすぐ分かった。
そして―
北「悪いけど、2人きりにしてくんね?」
タマたちが部屋を出て行くのを見届けると。
その身体を自分の羽根の中へ包み込む。
そしたら。
天「放せ、放せ!」
魔「美しい天使、ぜひとも我のものに」
なっ!?あれはタマを産んだ
天「やめろやめてくれ俺には子供がいるんだぁ」
魔「だからどうした?ならば我の子も産め」
天「うっ、あぁーっ」
とつぜん脳裏に浮かび上がって来た光景に唖然としてしまう。
だが―
天「うっあっ、うあっあぁ裕太、裕太あぁーっ」
魔「あはははっ、さぁ受け取れ我の子種を」
天「嫌だ、お前の子なんて産みたくない、うわあぁ」
すぐさま気づいてよ。
これはこいつに流れている血が俺に過去を見せているんだと。
でも、なんで?
そう思いながらも、状景はどんどん先へと進んで行き
魔「そろそろイクぞ」
天「あっ、ああっ、あぁーこっ、こんな事って…ハァハァ裕太‥許して…クッ」
そういう事だったのか。
だから幼かったタマを置いて家を出て行たってわけだな。
天「ごめんなさい、ごめんね裕太 ヒクッ」
どんなにか辛かっただろう
俺は、あのときの事を思い出す。
・
それは、トッツーが帰って暫く経った頃だった。
ドンドン―
家の中で太輔が戻って来るのを待っていると。
玉「ミツ、ミツいる」
いきなりタマがやって来てよ。
ガチャ!
北「どうしたんで?デカい声出して?」
玉「ハッシーが大変なんだ」
あいつが?
北「分かった、すぐ行く」
そのことを聞き、急ぎ駆けつけたらそこには横尾さんや塚ちゃんもいて。
が、何故だか太輔がいない
ったく何処へ行ったんだ?あいつ。
宮「キタミツ、来てくれてありがと」
北「聞いたらほっとけないし」
横「ミツ」
北「横尾さん太輔はどうした?ここへ来てたんじゃないの?」
横「あいつならトッツーの家に行ったけど」
北「はっ?なんで」
横「さぁ、それより」
分かっているハッシーだろ
横「とにかく、見てやってくれないか」
北「どこにいるんで?」
宮「部屋で寝てる」
ガチャ!
そこにいるハッシーを見て俺は自分が何をすればいいのかすぐ分かった。
そして―
北「悪いけど、2人きりにしてくんね?」
タマたちが部屋を出て行くのを見届けると。
その身体を自分の羽根の中へ包み込む。
そしたら。
天「放せ、放せ!」
魔「美しい天使、ぜひとも我のものに」
なっ!?あれはタマを産んだ
天「やめろやめてくれ俺には子供がいるんだぁ」
魔「だからどうした?ならば我の子も産め」
天「うっ、あぁーっ」
とつぜん脳裏に浮かび上がって来た光景に唖然としてしまう。
だが―
天「うっあっ、うあっあぁ裕太、裕太あぁーっ」
魔「あはははっ、さぁ受け取れ我の子種を」
天「嫌だ、お前の子なんて産みたくない、うわあぁ」
すぐさま気づいてよ。
これはこいつに流れている血が俺に過去を見せているんだと。
でも、なんで?
そう思いながらも、状景はどんどん先へと進んで行き
魔「そろそろイクぞ」
天「あっ、ああっ、あぁーこっ、こんな事って…ハァハァ裕太‥許して…クッ」
そういう事だったのか。
だから幼かったタマを置いて家を出て行たってわけだな。
天「ごめんなさい、ごめんね裕太 ヒクッ」
どんなにか辛かっただろう
俺は、あのときの事を思い出す。
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