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天使と悪魔

第20章 強い絆と共に

・北山side

ニカが、まだ幼かった頃。



悪「その子をよこせ、俺達で育てる」

父親「絶対に渡すものか、高嗣をおまえらの好きにはさせない!キッ」

悪「逆らったって運命は、変えられはしないぞ」



とつぜん現れた複数の悪魔

そいつらにニカを奪われまいと戦って親父は命を落とした。



北「どうして、どーして」

父「宏…光‥高嗣を…奴らに‥渡しては…ならん絶‥対…に‥な」



親父、クッ!



橋「宏光」



と、そのときハッシーの声が聞こえ。



橋「俺、生きててもいいの」



はっ?なにを言ってるんだわ、んなの当たり前だろ。



橋「でも俺が生まれたから裕太のママンは死んだ」



だからこそ生きなきゃならねんだ。

タマの為に自分のために、それが命を落とした者への一番の供養。



橋「宏光」



心配するな、いま俺がお前の中に流れている血を浄化してやるから。



橋「そしたら普通の天使でいられる?」



あぁ、フッ!



橋「恋をして子供を作って幸せな家庭をそれが俺の夢なんだ、んふふっ」



叶うさ必ず。

その瞬間ピカァーッと光り輝く自分の身体。



魔王「ふっ、また一段と力を強めたな奇跡の天使」



貴様、魔王か。



魔王「1つ忘れてはいないか?すぐ傍に、お前の敵がいることを」



ニカのことを言っているのか?

残念ながら、あいつはお前の望み通りにはならないわ



魔王「ふっ、そうみたいだな誤算だった。まさか他の天使を好きになるとは」



俺の弟だ当然だろう、だかお前は許さない。





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