天使と悪魔
第21章 運命のとき
・藤ヶ谷side
俺達は東の山まで休むことなく飛び続ける。
内「見えて来たで、あそこや」
が、やっと山のふもとまで到着した時は既に夜になっていて。
ニ「うわぁ、さすがに疲れたなぁ」
宮「もうヘトヘトだ」
ひろは、何処にいるんだ?そう思っていたとき。
戸「藤ヶ谷!」
藤「トッツーっ」
こいつが飛んで来てくれてよ。
戸「あいつは今、あの木の下にいる早く行ってあげて」
藤「分かった」
河「よーし思いっきりぶちかまして来い」
横「しっかり愛してやれ」
五「時間の許すかぎり」
藤「あぁ、ニコッ」
俺は急ぎそこへと向かう、すると。
月の光りが照らすその下で
何か物思いに更けっているみたいに佇んでる姿がそこにはあり。
相変わらず綺麗だな…
今、お前は何を考えている独りそこで?
俺のこと?フッ
そう思いながらも気づかれないよう後ろから近づき。
ギュッ!
北「ビクッ、おっ、おまっ」
藤「見ぃーつけた」
ひろを包み込むように抱きしめると、耳元でそう囁やいたんだ。
が、こいつ…
北「やっぱり来たんか」
藤「あぁ、襲いに来てやったぜ」
北「なんでだ?もう俺は」
バッ!
とたん、その手を振り払ってよ。
藤「ひろ?」
北「お前のもんじゃねんだぞ」
あげく、そんなことを言い
藤「はっ?なに勝手なことを言っているんだ」
北「それは、こっちの台詞だ」
藤「なに」
北「ここへ来たってことは全部、知ってしまっているんだろ」
藤「あぁ」
北「なら、どうして来たんで!クッ」
正直、驚いた。
まさか今さら俺を拒絶するだなんて思ってもみなかったから。
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俺達は東の山まで休むことなく飛び続ける。
内「見えて来たで、あそこや」
が、やっと山のふもとまで到着した時は既に夜になっていて。
ニ「うわぁ、さすがに疲れたなぁ」
宮「もうヘトヘトだ」
ひろは、何処にいるんだ?そう思っていたとき。
戸「藤ヶ谷!」
藤「トッツーっ」
こいつが飛んで来てくれてよ。
戸「あいつは今、あの木の下にいる早く行ってあげて」
藤「分かった」
河「よーし思いっきりぶちかまして来い」
横「しっかり愛してやれ」
五「時間の許すかぎり」
藤「あぁ、ニコッ」
俺は急ぎそこへと向かう、すると。
月の光りが照らすその下で
何か物思いに更けっているみたいに佇んでる姿がそこにはあり。
相変わらず綺麗だな…
今、お前は何を考えている独りそこで?
俺のこと?フッ
そう思いながらも気づかれないよう後ろから近づき。
ギュッ!
北「ビクッ、おっ、おまっ」
藤「見ぃーつけた」
ひろを包み込むように抱きしめると、耳元でそう囁やいたんだ。
が、こいつ…
北「やっぱり来たんか」
藤「あぁ、襲いに来てやったぜ」
北「なんでだ?もう俺は」
バッ!
とたん、その手を振り払ってよ。
藤「ひろ?」
北「お前のもんじゃねんだぞ」
あげく、そんなことを言い
藤「はっ?なに勝手なことを言っているんだ」
北「それは、こっちの台詞だ」
藤「なに」
北「ここへ来たってことは全部、知ってしまっているんだろ」
藤「あぁ」
北「なら、どうして来たんで!クッ」
正直、驚いた。
まさか今さら俺を拒絶するだなんて思ってもみなかったから。
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