
天使と悪魔
第21章 運命のとき
・藤ヶ谷side
藤「来たら迷惑だったか」
北「当り前だろ、んなことも分からなかったのバッカじゃね」
が、そう言いながらも俺に背を向けている肩が微かに震えてさ。
藤「分からないな、フッ」
北「‥‥っ」
藤「俺には分からないよ、こんな時にまで素直になれないでいるお前が」
北「太…輔」
だから、言ったんだ。
藤「確かに、お前は天界に帰ってしまうのかもしれない、けどそれで俺達の愛は終わりなのか?」
北「くっ」
藤「違うんじゃね?」
そうだろ?
藤「たとえ会えなくなっても傍にいなくたって俺は、1分1秒たりともおまえを愛さないときはない」
北「‥‥っ」
藤「その瞳・髪・白くて、美しい羽根・肌・唇すべてを愛している」
北「くっ」
藤「ひろ、お前には俺の愛が必要なはずだ」
北「太輔、クッ」
藤「言ったはず、どんな事があっても俺はお前を愛し続けると」
突っ張らず、この胸の中へ飛び込んで来い。
藤「それともなに、お前は後悔しているの?俺を愛したことを」
北「して…ね」
藤「俺もだ、フッ」
北「太輔」
藤「お前に会えた、そして愛した事で俺の人生は何倍にも輝いた後悔なんてするわけがない」
北「もう会えなくなってもか、クッ」
藤「そりゃ知った時はショクだったさ、でも俺は最後の最後までおまえを愛するそれが今の自分の生き方だから フッ」
北「‥‥っ」
藤「あっ、でも間違えるなよ最後っていうのはこの命が尽きるまでって意味だからな」
と、ひろは―
・
藤「来たら迷惑だったか」
北「当り前だろ、んなことも分からなかったのバッカじゃね」
が、そう言いながらも俺に背を向けている肩が微かに震えてさ。
藤「分からないな、フッ」
北「‥‥っ」
藤「俺には分からないよ、こんな時にまで素直になれないでいるお前が」
北「太…輔」
だから、言ったんだ。
藤「確かに、お前は天界に帰ってしまうのかもしれない、けどそれで俺達の愛は終わりなのか?」
北「くっ」
藤「違うんじゃね?」
そうだろ?
藤「たとえ会えなくなっても傍にいなくたって俺は、1分1秒たりともおまえを愛さないときはない」
北「‥‥っ」
藤「その瞳・髪・白くて、美しい羽根・肌・唇すべてを愛している」
北「くっ」
藤「ひろ、お前には俺の愛が必要なはずだ」
北「太輔、クッ」
藤「言ったはず、どんな事があっても俺はお前を愛し続けると」
突っ張らず、この胸の中へ飛び込んで来い。
藤「それともなに、お前は後悔しているの?俺を愛したことを」
北「して…ね」
藤「俺もだ、フッ」
北「太輔」
藤「お前に会えた、そして愛した事で俺の人生は何倍にも輝いた後悔なんてするわけがない」
北「もう会えなくなってもか、クッ」
藤「そりゃ知った時はショクだったさ、でも俺は最後の最後までおまえを愛するそれが今の自分の生き方だから フッ」
北「‥‥っ」
藤「あっ、でも間違えるなよ最後っていうのはこの命が尽きるまでって意味だからな」
と、ひろは―
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