
天使と悪魔
第24章 未来への輝き
・藤ヶ谷side
内「藤ヶ谷、抱いてやり」
玉「ほら、何やってるんだよ クスッ」
藤「あっ、あぁ」
俺の目の前には輝くばかりの光りに包まれた自分の子がいた。
「ほぎゃ、ほぎゃあ」
その小さな身体に手を伸ばすと、ギュッ!
藤「くっ、あったけ」
抱きしめたとたん涙が止めどもなく溢れ出る。
橋「ガヤったら顔がグシャグシャだ」
一同「あははっ」
俺とひろの子だ、クッ!
そう思ったら沸き上がって来る感情を抑えられなくて
北「太輔」
藤「あ…りがと‥クッ」
北「おまえ凄い顔になってるぞ」
藤「だっ…てよ、ヒクッ」
めっちゃ嬉しいんだから、しょうがないだろ
北「で、いつまでそうしているんで?クスッ」
藤「えっ」
北「俺にも抱かしてくれ」
藤「あっ、悪い…ハハッ」
―と、ひろは愛おしそうに我が子を抱いて。
瞬間、その身体も輝き出し
戸「まるで光りの親子みたい、ニコッ」
塚「ほんと綺麗」
見とれるくらい美しい姿に全員が心を奪われてしまう
と、そのとき。
神「よくやった宏光」
この声は!?
宮「神さま?」
河「うえぇーっ、なんだよ今更」
神「そう言うな、フッ」
千「へっ、返事した」
山「なんだっていうの」
とつぜん聞こえて来た声に誰もが驚く。
神「お前の役割はあと1つ残っていたのだ」
が、思いもかけないことを言い出し。
北「どういう意味で」
神「私の願い、それはこの世界の生きものが争うことなく暮らして行けること」
北「だから、その為に俺を他になんかあったのか?」
神「天使の長と悪魔の長、その2人が愛し合うなんて不可能に近いと思われていたはず」
戸「確かに、でも北山は」
神「そうなるべき長としてこの世に生を受けた」
玉「ガヤと愛し合い世界を平和に導いたんだからそれで全てが終わったんじゃないのか?」
神「なんの為にそんな2人をわざわざ私が引き離したと思う?」
宮「えっ」
河「それが分からなかったから腹が立ったんだろうが」
戸「落ち着け河合」
河「そんなこと言ったってこいつムカつく」
薮「俺も、あれだけは許せない」
横「宏太」
・
内「藤ヶ谷、抱いてやり」
玉「ほら、何やってるんだよ クスッ」
藤「あっ、あぁ」
俺の目の前には輝くばかりの光りに包まれた自分の子がいた。
「ほぎゃ、ほぎゃあ」
その小さな身体に手を伸ばすと、ギュッ!
藤「くっ、あったけ」
抱きしめたとたん涙が止めどもなく溢れ出る。
橋「ガヤったら顔がグシャグシャだ」
一同「あははっ」
俺とひろの子だ、クッ!
そう思ったら沸き上がって来る感情を抑えられなくて
北「太輔」
藤「あ…りがと‥クッ」
北「おまえ凄い顔になってるぞ」
藤「だっ…てよ、ヒクッ」
めっちゃ嬉しいんだから、しょうがないだろ
北「で、いつまでそうしているんで?クスッ」
藤「えっ」
北「俺にも抱かしてくれ」
藤「あっ、悪い…ハハッ」
―と、ひろは愛おしそうに我が子を抱いて。
瞬間、その身体も輝き出し
戸「まるで光りの親子みたい、ニコッ」
塚「ほんと綺麗」
見とれるくらい美しい姿に全員が心を奪われてしまう
と、そのとき。
神「よくやった宏光」
この声は!?
宮「神さま?」
河「うえぇーっ、なんだよ今更」
神「そう言うな、フッ」
千「へっ、返事した」
山「なんだっていうの」
とつぜん聞こえて来た声に誰もが驚く。
神「お前の役割はあと1つ残っていたのだ」
が、思いもかけないことを言い出し。
北「どういう意味で」
神「私の願い、それはこの世界の生きものが争うことなく暮らして行けること」
北「だから、その為に俺を他になんかあったのか?」
神「天使の長と悪魔の長、その2人が愛し合うなんて不可能に近いと思われていたはず」
戸「確かに、でも北山は」
神「そうなるべき長としてこの世に生を受けた」
玉「ガヤと愛し合い世界を平和に導いたんだからそれで全てが終わったんじゃないのか?」
神「なんの為にそんな2人をわざわざ私が引き離したと思う?」
宮「えっ」
河「それが分からなかったから腹が立ったんだろうが」
戸「落ち着け河合」
河「そんなこと言ったってこいつムカつく」
薮「俺も、あれだけは許せない」
横「宏太」
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