
天使と悪魔
第5章 訪れる慟哭
・戸塚side
いっ、今なんて言った宮田
宮「だから、キタミツが」
戸「嘘…だろ?」
その日いきなり宮田が来てそのことを教えてくれた。
大倉、どうしてそんな事をしてしまったんだよ。
お前らしくないじゃん。
戸「で、あいつはどうしている?」
宮「辛そうに、ずっと傍でキタミツ見てるよ」
戸「本当にあの2人」
宮「分からない、ただ突然叫び声が聞こえてさ」
部屋へ飛び込んで行ったら
戸「玉森は?」
宮「そのときにはもう起きていて一緒に部屋へ」
で、2人とも裸でベットにいたってわけ。
じゃ、やっぱり…
宮「キタミツどうなっちゃうんだろタマなんか半狂乱みたいになっちゃって大変だったんだ」
戸「大倉はなんて?」
宮「えっ」
戸「その…した‥とかは」
宮「それが何にも言わないんだ、けどあの状況を見れば確実じゃん」
戸「そんなに酷いのか北山の状態?」
宮「起きていても全く反応しない全てを拒絶しているみたいな」
戸「‥‥っ」
俺ら天使には暗黙のルールみたいなものがある。
それは相手の気持ちを無視し無理矢理してはいけないということだ。
もしそんな事をすれば今の北山みたいになっちまう。
そう言われていた。
それは生きた屍も同じで、壊れた心は二度と。
元には戻らないとまで言われているんだ。
しかし、このままでは近いうち。
大倉が壊れるのも、時間の問題だろう。
あいつ、本当に北山のことが好きだったからな。
どうすればいい…クッ!
・
いっ、今なんて言った宮田
宮「だから、キタミツが」
戸「嘘…だろ?」
その日いきなり宮田が来てそのことを教えてくれた。
大倉、どうしてそんな事をしてしまったんだよ。
お前らしくないじゃん。
戸「で、あいつはどうしている?」
宮「辛そうに、ずっと傍でキタミツ見てるよ」
戸「本当にあの2人」
宮「分からない、ただ突然叫び声が聞こえてさ」
部屋へ飛び込んで行ったら
戸「玉森は?」
宮「そのときにはもう起きていて一緒に部屋へ」
で、2人とも裸でベットにいたってわけ。
じゃ、やっぱり…
宮「キタミツどうなっちゃうんだろタマなんか半狂乱みたいになっちゃって大変だったんだ」
戸「大倉はなんて?」
宮「えっ」
戸「その…した‥とかは」
宮「それが何にも言わないんだ、けどあの状況を見れば確実じゃん」
戸「そんなに酷いのか北山の状態?」
宮「起きていても全く反応しない全てを拒絶しているみたいな」
戸「‥‥っ」
俺ら天使には暗黙のルールみたいなものがある。
それは相手の気持ちを無視し無理矢理してはいけないということだ。
もしそんな事をすれば今の北山みたいになっちまう。
そう言われていた。
それは生きた屍も同じで、壊れた心は二度と。
元には戻らないとまで言われているんだ。
しかし、このままでは近いうち。
大倉が壊れるのも、時間の問題だろう。
あいつ、本当に北山のことが好きだったからな。
どうすればいい…クッ!
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