天使と悪魔
第5章 訪れる慟哭
・二階堂side
千「ニカあぁーっ」
ギューッと抱きついて来た千賀。
ドックン!
とたんに血が逆流したかの如く脈打つ。
二「えっ、千賀?」
千「ニカ、ニカ!」
二「どうしてここに?」
千「じゃねぇよーどこ行ってたんだよ心配したじゃん」
二「…ごめん」
突然のことにどうしていいか分からず。
橋「ねぇ、変なのが一緒にいるよ」
藤「ネコ?だよな」
深澤「ケトシーという妖魔です ニコッ」
藤「妖…魔?」
深澤「はい、そちらさん、お名前は?」
橋「ハッシー ニコッ」
深澤「いや、そっちじゃなくてこっち」
藤「藤ヶ谷…太輔だけど」
深澤「藤ヶ谷さん?」
藤「あぁ」
深澤「やった見つけた」
藤「???」
ヤバい、俺なんか変だ。
二「ちょ千賀、取り合えず離れてくんない?」
千「どーして?」
二「どうしてでも」
千「んっ?」
キョトンとするその表情を見てキスしたい衝動に駆られる。
マジでヤバい!
ドンッと突き放したら驚いた顔をし俺を見つめ。
二「あ、あ、ガヤ」
藤「んなに?」
助けを求めるかのように、ガヤにすがった。
すると―
深澤「スノーマン村で皆さん、お待ちかねです」
藤「スノーマン村?」
深澤「ここから、ちょっと先へ進んだ所にある獣人が暮らしている村です」
千「トッツーがいる所だよ」
二「トッツー?」
千「あっ、ニカは会った事なかったっけ」
二「あぁ」
俺は、千賀とミツしか知らないから。
深澤「河合くんを御存知ですよね?」
藤「郁人!?郁人が、そこにいるんだ」
コクンと頷くケトシー。
千「ニカ、宏光の身に大変なことが起きている」
二「えっ?」
藤「ちょ待て、それって」
深澤「北山宏光、天使族の長です」
藤「‥‥っ」
深澤「彼を救うため、皆が村に集まっています」
藤「どういうこと?」
深澤「詳しくは村で」
千「急ごうニカ」
二「おう」
俺達は、突然のことに驚きながらもスノーマン村へと急ぐ。
ミツ、何があったんだ?
不安な思いを胸に―
・
千「ニカあぁーっ」
ギューッと抱きついて来た千賀。
ドックン!
とたんに血が逆流したかの如く脈打つ。
二「えっ、千賀?」
千「ニカ、ニカ!」
二「どうしてここに?」
千「じゃねぇよーどこ行ってたんだよ心配したじゃん」
二「…ごめん」
突然のことにどうしていいか分からず。
橋「ねぇ、変なのが一緒にいるよ」
藤「ネコ?だよな」
深澤「ケトシーという妖魔です ニコッ」
藤「妖…魔?」
深澤「はい、そちらさん、お名前は?」
橋「ハッシー ニコッ」
深澤「いや、そっちじゃなくてこっち」
藤「藤ヶ谷…太輔だけど」
深澤「藤ヶ谷さん?」
藤「あぁ」
深澤「やった見つけた」
藤「???」
ヤバい、俺なんか変だ。
二「ちょ千賀、取り合えず離れてくんない?」
千「どーして?」
二「どうしてでも」
千「んっ?」
キョトンとするその表情を見てキスしたい衝動に駆られる。
マジでヤバい!
ドンッと突き放したら驚いた顔をし俺を見つめ。
二「あ、あ、ガヤ」
藤「んなに?」
助けを求めるかのように、ガヤにすがった。
すると―
深澤「スノーマン村で皆さん、お待ちかねです」
藤「スノーマン村?」
深澤「ここから、ちょっと先へ進んだ所にある獣人が暮らしている村です」
千「トッツーがいる所だよ」
二「トッツー?」
千「あっ、ニカは会った事なかったっけ」
二「あぁ」
俺は、千賀とミツしか知らないから。
深澤「河合くんを御存知ですよね?」
藤「郁人!?郁人が、そこにいるんだ」
コクンと頷くケトシー。
千「ニカ、宏光の身に大変なことが起きている」
二「えっ?」
藤「ちょ待て、それって」
深澤「北山宏光、天使族の長です」
藤「‥‥っ」
深澤「彼を救うため、皆が村に集まっています」
藤「どういうこと?」
深澤「詳しくは村で」
千「急ごうニカ」
二「おう」
俺達は、突然のことに驚きながらもスノーマン村へと急ぐ。
ミツ、何があったんだ?
不安な思いを胸に―
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