天使と悪魔
第6章 奇跡を呼ぶ想い
・北山side
それはとつぜん感じた感触ぬくもりだった。
藤ヶ谷?
久々に反応する心その優しさが。
自分の中へ染み込んでいくのが分かる。
気がつくと涙が溢れててよ
けど、もうお前の顔を見れねんだ。
ダメだ、そんな声で囁くんじゃね クッ!
えっ?声、聞こえてるのか俺なんで。
それでも心の扉は開かない
戻ってどうする?どんな顔をし忠くんを見ればいい。
全てが終わっちまったんだ
自然と浮かんだ言葉“死“らしくないよな。
楽になりたいだなんてよ。
でも、自分でも分からないけどコントロールがきかなくてさ。
こんな所にいるからか。
そしたら、今度は違う声が聞こえ。
大倉「お前が俺の声を聞きたくないちゅうのは嫌ってほど分かっとる、そやけどもう一度だけ聞いてくれ」
忠くんじゃん。
ちょ待て俺がお前を嫌いになるわけないだろ。
逆に申し訳なかったと思っている。
あそこまで追いつめちまうほど、その気持ちに気づかなかったなんて。
北「た…だ‥くん」
それを伝えたくて、必死で口を開く。
すると―
大倉「よく聞け俺達はいや俺はしていないんや」
そんな言葉が聞こえ、どういう意味?
大倉「あの時お前は、その瞬間に身体が硬直し完全に俺を拒否った、そしてそのまま心を閉ざしてしまい、そやからやってないホンマや、信じて戻って来てくれ宏光」
なっ!?
とたん聞こえて来る、いろんな奴らの声。
ニ「ミツ」
宮「キタミツ」
玉「戻って来てミツ」
千「宏光」
戸「北山みんな傍にいる、だから」
その瞬間!
温かいものが心の中に流れ込んで来たのをはっきりと感じ。
視界が開け―
藤「北山!」
北「藤…ヶ谷」
藤「この、くっ、心配かけやがって」
ギュッ!
強くすっげぇ強く抱きしめられた。
北「くっ、苦しいってば、なぁー」
藤「それくらい我慢しろ、このバカ!クッ」
北「バカぁ?バカとはなんでバカとはよ」
けど、こいつの涙を見みてしまったら。
それ以上、なにも言えなくなっちまう。
・
それはとつぜん感じた感触ぬくもりだった。
藤ヶ谷?
久々に反応する心その優しさが。
自分の中へ染み込んでいくのが分かる。
気がつくと涙が溢れててよ
けど、もうお前の顔を見れねんだ。
ダメだ、そんな声で囁くんじゃね クッ!
えっ?声、聞こえてるのか俺なんで。
それでも心の扉は開かない
戻ってどうする?どんな顔をし忠くんを見ればいい。
全てが終わっちまったんだ
自然と浮かんだ言葉“死“らしくないよな。
楽になりたいだなんてよ。
でも、自分でも分からないけどコントロールがきかなくてさ。
こんな所にいるからか。
そしたら、今度は違う声が聞こえ。
大倉「お前が俺の声を聞きたくないちゅうのは嫌ってほど分かっとる、そやけどもう一度だけ聞いてくれ」
忠くんじゃん。
ちょ待て俺がお前を嫌いになるわけないだろ。
逆に申し訳なかったと思っている。
あそこまで追いつめちまうほど、その気持ちに気づかなかったなんて。
北「た…だ‥くん」
それを伝えたくて、必死で口を開く。
すると―
大倉「よく聞け俺達はいや俺はしていないんや」
そんな言葉が聞こえ、どういう意味?
大倉「あの時お前は、その瞬間に身体が硬直し完全に俺を拒否った、そしてそのまま心を閉ざしてしまい、そやからやってないホンマや、信じて戻って来てくれ宏光」
なっ!?
とたん聞こえて来る、いろんな奴らの声。
ニ「ミツ」
宮「キタミツ」
玉「戻って来てミツ」
千「宏光」
戸「北山みんな傍にいる、だから」
その瞬間!
温かいものが心の中に流れ込んで来たのをはっきりと感じ。
視界が開け―
藤「北山!」
北「藤…ヶ谷」
藤「この、くっ、心配かけやがって」
ギュッ!
強くすっげぇ強く抱きしめられた。
北「くっ、苦しいってば、なぁー」
藤「それくらい我慢しろ、このバカ!クッ」
北「バカぁ?バカとはなんでバカとはよ」
けど、こいつの涙を見みてしまったら。
それ以上、なにも言えなくなっちまう。
・