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泣かぬ鼠が身を焦がす

第13章 正直の心より


あー……可愛い
そろそろ俺も限界


「純、いいか?」


簡潔な質問の仕方だったが、純はちゃんと俺の言わんとしたことがわかったらしく


「……ん」


と小さく頷いた

感謝の意味を込めて、腰をベッドに下ろすと同時に首を伸ばしてキスをする

舐めて濡れたところに指を増やして手早く慣らした俺は、そこに自身をあてがった


「純、こっち向いて」
「なんだよ……挿れるならさっさとーーー」
「キスしながら挿れたい。ダメか?」


当ててるだけなのに、純のそこが締まったのがわかる


「……す、るなら早く……しろ……」
「あぁ」


ゆっくり近づいてゆっくりキスを落とした

そして舌を絡めながら、腰を進めて挿入する

肉を掻き分けて俺のものが埋め込まれていく感覚に背筋がぞくぞくした


「……っふ、ぅぅぅ……」


口を合わせていたところの隙間から純の吐息が漏れる
舌を動かすのも少しだけ止まってきているのが愛しい


「純、ちゃんと舌動かして」


キスの合間に囁きながら腰をピストンさせる


「うる、せ……っあ、ぁん……ちょ、話すなら、動かす……なぁっ……」


本当に、可愛い


「ほら、舌出せ。吸ってやるから」

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