
[現代版] 天使と悪魔
第16章 迷走する想い
・藤ヶ谷side
滝「なに、お前も抱きしめて貰いたいわけ」
北「はあっ?」
なにを言ってるんです滝沢くん!?
その手が大きく広げられたそのとき。
ダダダダッ―
藤「北山!」
北「ふっ、藤ヶ谷!?」
藤「こっちへ来いグイッ」
北「えっ?ちょえぇーっ」
滝「行ってらっしゃーい」
背中から、そんな声と笑い声が聞こえた気もするが。
北「ばっ、バカ放せ!ここ稽古場」
ドンッ!
北「ビクッ」
隅の方へ連れて行き壁へと押しつけたら。
北山はビックリしたような瞳で俺を見つめ。
藤「この間なんて言った?これ以上、俺を妬かせないでくれよ」
北「藤…ヶ谷」
グイッと顎を持ち上げると
藤「チュッ」
北「んっ…ふ‥ん」
あぁー愛している愛してる北山。
何度、この気持ちを言葉に出したらお前に伝わるんだ
北「藤…ヶ谷‥もっ…稽古‥ん…なっ‥あ」
藤「じゃ、帰ったらさせてくれる?」
北「えっ」
藤「キス」
北「んでも」
藤「約束したら離してやってもいいよ ニコッ」
北「わっ、分かったわ」
藤「ふっ、待ってる、あっそうそう」
俺は、振り向きざま言葉を続けたんだ。
藤「一緒に添い寝もしような ニコッ」
北「なっ、なに言ってるんだわ?おまえ」
藤「じゃ頑張れよ稽古」
北「おい藤ヶ谷!」
あはははっ、恋は先手必勝
横「おまえ俺をダシに使ったな」
藤「なに言ってるの、わた俺は純粋に」
横「嘘つけ顔に出てる」
藤「あはっ」
まだ、北山とのやり取りを楽しんでいたこの頃。
が、足音は確実に近づいてたことを近いうち知る事となる。
その不気味な舞台の幕開けと共に―
・
滝「なに、お前も抱きしめて貰いたいわけ」
北「はあっ?」
なにを言ってるんです滝沢くん!?
その手が大きく広げられたそのとき。
ダダダダッ―
藤「北山!」
北「ふっ、藤ヶ谷!?」
藤「こっちへ来いグイッ」
北「えっ?ちょえぇーっ」
滝「行ってらっしゃーい」
背中から、そんな声と笑い声が聞こえた気もするが。
北「ばっ、バカ放せ!ここ稽古場」
ドンッ!
北「ビクッ」
隅の方へ連れて行き壁へと押しつけたら。
北山はビックリしたような瞳で俺を見つめ。
藤「この間なんて言った?これ以上、俺を妬かせないでくれよ」
北「藤…ヶ谷」
グイッと顎を持ち上げると
藤「チュッ」
北「んっ…ふ‥ん」
あぁー愛している愛してる北山。
何度、この気持ちを言葉に出したらお前に伝わるんだ
北「藤…ヶ谷‥もっ…稽古‥ん…なっ‥あ」
藤「じゃ、帰ったらさせてくれる?」
北「えっ」
藤「キス」
北「んでも」
藤「約束したら離してやってもいいよ ニコッ」
北「わっ、分かったわ」
藤「ふっ、待ってる、あっそうそう」
俺は、振り向きざま言葉を続けたんだ。
藤「一緒に添い寝もしような ニコッ」
北「なっ、なに言ってるんだわ?おまえ」
藤「じゃ頑張れよ稽古」
北「おい藤ヶ谷!」
あはははっ、恋は先手必勝
横「おまえ俺をダシに使ったな」
藤「なに言ってるの、わた俺は純粋に」
横「嘘つけ顔に出てる」
藤「あはっ」
まだ、北山とのやり取りを楽しんでいたこの頃。
が、足音は確実に近づいてたことを近いうち知る事となる。
その不気味な舞台の幕開けと共に―
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