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[現代版] 天使と悪魔

第18章 不安と兆候

・北山side

その夢は少クラの収録日の夜から見るようになった。

最初は、宮田と塚ちゃん。



宮「うぐ…ふっ‥塚…ちゃん‥うっあぁー」

塚「ハッ…シ‥ごめん…ね‥でも…お前は‥強い子…だ‥から…信‥じて…る‥生きて…ハッシー ガクン」

宮「精霊…さん‥お…願い‥俺の…代わりにタマを‥タマ…くっ‥愛…してる‥タ…マ」



くっ、なんなんだよこれ。



北「うっ、わあっ」



ガバッ!

…っ‥ハァハァハァ…ゆっ‥夢?それにしても随分とリアルだったな。

そう思いながらも次の日、あれはハッシー!?



玉「ハッシーっ」

橋「ゆっ…裕太‥」

玉「良亮!」

橋「ふっ、初…めて‥名前で…呼ん‥で…くれた」

玉「くっ」

橋「先…に‥逝く…塚ちゃん‥待ってる…から‥さ…ガクン」



またか、くっそぉー

ってか、一緒にいるのタマじゃん。



玉「許さない」



やめろ、よせ行くな。



玉「よくも、よくもミツを内くん、ハッシー、塚ちゃん、ガヤ、俺の、俺の俊哉を返せえぇーっ」



タマあぁーっ

そこには頭の中では夢だと認識しながらも叫んでいる自分がいてよ。



玉「みっ…宮‥ヒクッ…俊」



ザクッ!



玉「ぐふっ…ぐああっう‥神さま…お願い‥俺を俊哉の…所へ」



嘘だ、こんなの!



北「うわあぁーっ、ガバッ…ハァハァハァ」



なんで?どうして何の意味があって、こんな夢を見るんだよ!クッ





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