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偽りの向こう側

第14章 ライン四日目~昼~

それがお世辞でも社交辞令でもよかった。

ふんわりとした髪型以上に私の気持ちは
フワフワしていた。

その足で服を買いに向かった。

美容室の女性店員の言葉を真に受け年甲斐もなく
ガーリーファッションの店を訪れた。

勧められるがままに薄いグレーに
青いチェック柄を施したワンピースと
それに見合う靴を購入した。

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