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偽りの向こう側

第18章 ライン五日目

私はそんな瑛士に気付かない振りをした。

瑛士は息子であり
それ以上でも以下でもない。

抵抗することは可能だった。

でもそれが出来ないのは
心の中で瑛士を嵐に置き換えているから。

嵐が好き。

嵐に愛されたい。

「んッ……んふッ……」

舌先でクリが転がされ声を押し殺す。

嵐……気持ちいいの……

もっと見て……

もっと愛して……

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