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偽りの向こう側

第18章 ライン五日目

「嵐なんかどこがいいんだよ」

瑛士はそう呟きながら
膣の中に指を挿入した。

「ぁあんッッッ……」

吐息どころではない喘ぎ声を発してしまうと
瑛士は瞬時に膣の中の指を抜いた。

私は変わらず目を閉じ
脚を大きく開いている。

目を閉じていても分かる。

瑛士は私の様子を窺っている。

「クソッ!」

瑛士は我に返ったように寝室から出ていった。

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