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偽りの向こう側

第7章 嵐(ライン二日目)

「ごちそうさまでした」

全ての料理のほとんどを俺が平らげた。

「今日も出掛けるの?」
「いや……出掛けないけど」

今日はネットカフェのバイトは休み。

ミナミ次第だがラインで繋がっていたい。

「飯食ってたー(´・ω・`)」

部屋に戻ると早速ミナミに返信した。

『私も(笑)これから片付けしてお風呂入るとこ』
「りょーかい(´・ω・`)」

これしきのことが俺に不安を与える。

このままミナミとの連絡が途絶えてしまうのでは
ないかと。

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