
(旧)短編☆中編小説集
第9章 誘惑~からのLOVE①
・藤ヶ谷side
イライライラ、イライラ、まだかまだ来ないのか?
自分の部屋を行ったり来たり、用もないのに冷蔵庫を開け。
ビールは、入ってるよな。
おつまみはチーズサラミ・枝豆・クラッカーポッキーありきたりだ。
藤「あぁー落ち着かない」
北山は本当に来てくれるのだろうか?
あの感じだと不安で堪らず
来なかったら?来なかったらどうする。
押し掛けるかあいつの家に
いや、ちょっと待てダメだ俺達は別に付き合っているわけじゃない。
どちらかが告白したわけでも恋愛感情でヤっちまったわけでもないんだ。
つまりは来なかったらそれでおしまい終わりってこと
拒否られたのと同じだから
拒まれたら終わりにする、そう決めていた。
虚しさが、心を支配する。
なら、なんでこんな関係を続けようとするんだよ?
自分で自分に問い掛け―
“それは、それ…は”思った瞬間に呼び鈴が鳴り。
ガチャ!
北「藤ヶ谷、ごめん遅くなって」
ギュッと、その身体を強く抱きしめていた。
・
イライライラ、イライラ、まだかまだ来ないのか?
自分の部屋を行ったり来たり、用もないのに冷蔵庫を開け。
ビールは、入ってるよな。
おつまみはチーズサラミ・枝豆・クラッカーポッキーありきたりだ。
藤「あぁー落ち着かない」
北山は本当に来てくれるのだろうか?
あの感じだと不安で堪らず
来なかったら?来なかったらどうする。
押し掛けるかあいつの家に
いや、ちょっと待てダメだ俺達は別に付き合っているわけじゃない。
どちらかが告白したわけでも恋愛感情でヤっちまったわけでもないんだ。
つまりは来なかったらそれでおしまい終わりってこと
拒否られたのと同じだから
拒まれたら終わりにする、そう決めていた。
虚しさが、心を支配する。
なら、なんでこんな関係を続けようとするんだよ?
自分で自分に問い掛け―
“それは、それ…は”思った瞬間に呼び鈴が鳴り。
ガチャ!
北「藤ヶ谷、ごめん遅くなって」
ギュッと、その身体を強く抱きしめていた。
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