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(旧)短編☆中編小説集

第20章 男と女の境界線

北「んっ、あっあっ」

藤「やっぱここでするのが一番燃えるぜ」

北「バカ、あっんっ」



セレネに湧いてる温泉は、あそこしかなく。

争いを招く元になると代々国王がそうしていたんだと

だが…



北「なぁーもう、そろそろいいんじゃね?」

藤「そうだな、フッ」



俺らの馴れ初めは国の人々に夢と希望を与え。

この温泉を一目見たい。

いや想いが通じ合える場所として。

惚れた奴を連れコッソリと忍び込む者まで現れてしまい。



藤「祥姫の誕生日祝いの日に公表するよ」

北「あぁ、フッ」



チュッ!

幸せを呼ぶ温泉とまで言われるようになっていた。

そう…

確かに俺はこいつに出会い惹かれ。

この場所で、気持ちが通じ合い今の暮らしを手に入れることが出来たんだ。

これは紛れもない事実。

たとえ決められていた相手であったとしても。

自分たちで巡り会い決めた一生添い遂げようと。

それだけは、自信を持って言える。

だから―

俺達はこの場所を国の人々全員で、気軽に利用できるよう。

公開する事にしたってわけ

全ての人たちが幸せに夢と希望を持って生きて行く。

その象徴として…

数年後それは全国へと広がり。

自由な恋愛が主流となる世がやって来る事となる。

政略結婚の廃止と共に―





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