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(旧)短編☆中編小説集

第10章 誘惑~からのLOVE②

・藤ヶ谷side

キスマイ魔ジックの収録日がやって来た。



二千「おはようございまーす」



元気いっぱいの健永とニカ



北「お…は‥」

二「ミツうぅーっ、ダダダダダッ」

北「ぎょ!?」



駆け寄り抱きつく二階堂にムカッと腹が立つ。



二「今日の飲み会めっちゃ楽しみにしている」

北「あ、あぁ ハハッ」



チラッとこっちを見る北山の視線、それをスルーして



藤「みや、幹事はお前か」

宮「違うよ横尾さんとキタミツ」

藤「ふーん」

横「太輔、俺 言ったじゃん」

藤「確認してみただけー」



それからも。



二「みーつミツ、でへっ」

北「はいはい、フッ」



“健永いいのか”そう問いかければ。



千「仕方がないよ、ニカは宏光のことが大好きなんだから、フッ」



俺はヤダね、あいつは自分だけのモノ。

キッと睨みつけると。



二「うわっ、ガヤ機嫌悪そこりゃ飲み会が荒れるかもな」



楽しそうに言うな。



スタッフ「それでは収録を開始しまーす」



が、気がつけば北山の隣にはタマがピッタリとへばりついていて。

んっ?

ニカは千賀とジャレ合い、わたはみやと喋っている。

数時間後―

収録は無事に終わり、俺達は全員で予約している店へと向かったんだ。



二「乾杯の音頭、誰がとるのー」

藤「ニカ、煩い少しは静かにしていろ」

北「こいつは、いつもこんなんじゃね クスッ」

藤「はっ?ジロッ」

北「いっ、ギクッ」

横「‥‥‥」



調子に乗るんじゃね。

だいたい北山が、甘やかすから。



横「太輔、今日は節分の日じゃないよ」

宮「節分?」

玉「顔が鬼ってことさ」

北「‥‥‥」



悪かったな、チッ





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