(旧)短編☆中編小説集
第12章 素直になれなくて
男「こういうとこ来るの、初めて」
北「まぁ」
男「経験は」
北「へっ」
男「エッチのだよ」
北「そりゃ程々に」
男「ふーん」
ふーんて貴方この年でなかったらどんだけモテないんだっつうの。
ってか初対面で聞くか普通
男「良かったらこれどうぞ」
北「いいってば」
男「遠慮せず君の為に作って貰ったカクテルなんだから」
どういう事?
バーテン「お近づきのしるしにって言ってるんです」
よく分からないけど映画とかテレビなんかでよく見るあれ?
北「じゃ頂きます、ゴックン うおっ」
男「どう」
北「マジうまっ」
男「もっと飲む」
北「ゴチになります」
が、それから30分もしないうち出来上がってしまった俺は。
男「ほらしっかりしてちょっと外へ涼みに行こうか」
北「んーどこ」
男「取り合えず出るよ」
そのまま外へと連れ出され
男「さてと」
北「あっ星、ヨタヨタ」
男「そっちじゃないこっち」
公園?
男「ここへ座って」
北「なんで」
男「いいから」
周りを見渡せば。
「あっ、んんっ」
「あっ、いぃーっ」
あっちこっちで蠢いている人影が見える。
北「なんだここ」
男「発展場さ知らないの」
北「んっ?」
男「それより酔い醒ましの薬があるから飲んでごらん」
北「サンキュー」
男「ニヤッ」
そしたら、突然うしろから抱きしめて来て。
北「ちょ何するんで胸さわるんじゃね」
男「俺が差し出したカクテル飲んだだろ」
北「はっ?」
男「あれは、OKっていう意味なんだぜ」
北「なんの」
男「エッチに決まってるじゃん」
冗談じゃない。
北「よせ俺にその気は」
男「今更ないだろう」
北「やだっ」
ヤバい、ヤバいってば。
俺は必死で抵抗したんだが酔いが回っていて力が出ず
絶対絶命のピンチに陥ってしまう。
北「やめろおぉーっ」
が、そのときだった。
藤「北山!」
まるでナイトの如く藤ヶ谷が現れたのは。
藤「この野郎、俺の北山を放せ」
俺の…北山?
薄れ行く意識の中で確かに聞こえた言葉。
それからの記憶がない。
気がつくと、ベットの上に寝かされていたんだ。
全裸で―
・
北「まぁ」
男「経験は」
北「へっ」
男「エッチのだよ」
北「そりゃ程々に」
男「ふーん」
ふーんて貴方この年でなかったらどんだけモテないんだっつうの。
ってか初対面で聞くか普通
男「良かったらこれどうぞ」
北「いいってば」
男「遠慮せず君の為に作って貰ったカクテルなんだから」
どういう事?
バーテン「お近づきのしるしにって言ってるんです」
よく分からないけど映画とかテレビなんかでよく見るあれ?
北「じゃ頂きます、ゴックン うおっ」
男「どう」
北「マジうまっ」
男「もっと飲む」
北「ゴチになります」
が、それから30分もしないうち出来上がってしまった俺は。
男「ほらしっかりしてちょっと外へ涼みに行こうか」
北「んーどこ」
男「取り合えず出るよ」
そのまま外へと連れ出され
男「さてと」
北「あっ星、ヨタヨタ」
男「そっちじゃないこっち」
公園?
男「ここへ座って」
北「なんで」
男「いいから」
周りを見渡せば。
「あっ、んんっ」
「あっ、いぃーっ」
あっちこっちで蠢いている人影が見える。
北「なんだここ」
男「発展場さ知らないの」
北「んっ?」
男「それより酔い醒ましの薬があるから飲んでごらん」
北「サンキュー」
男「ニヤッ」
そしたら、突然うしろから抱きしめて来て。
北「ちょ何するんで胸さわるんじゃね」
男「俺が差し出したカクテル飲んだだろ」
北「はっ?」
男「あれは、OKっていう意味なんだぜ」
北「なんの」
男「エッチに決まってるじゃん」
冗談じゃない。
北「よせ俺にその気は」
男「今更ないだろう」
北「やだっ」
ヤバい、ヤバいってば。
俺は必死で抵抗したんだが酔いが回っていて力が出ず
絶対絶命のピンチに陥ってしまう。
北「やめろおぉーっ」
が、そのときだった。
藤「北山!」
まるでナイトの如く藤ヶ谷が現れたのは。
藤「この野郎、俺の北山を放せ」
俺の…北山?
薄れ行く意識の中で確かに聞こえた言葉。
それからの記憶がない。
気がつくと、ベットの上に寝かされていたんだ。
全裸で―
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