(旧)短編☆中編小説集
第13章 あいつと俺
藤「泣くな謝るから」
北「藤ヶ谷、藤ヶ谷」
知らない内に傷つけていたのも気づかなかったなんてよ、クッ!
藤「確かに俺はバイだ」
北「ううっ…ヒクッ」
藤「けどお前への気持ちが大きくなればなるほど彼女に罪悪感を覚え」
だから別れ話を切り出した
藤「たとえ想いが叶わずとも北山の傍にずっといたいそう思い」
北「藤ヶ谷」
チュッ!
北「んんっ」
だが、あの日―
酔っぱらったこいつは俺に言ったんだ。
北「なら今はフリーなんだろ、俺と付き合う?なーんちゃって、ニコッ」
驚いたぜ、マジ。
藤「いいのか?訂正はきかないぞ」
北「俺、藤ヶ谷のこと大好きだし」
藤「それは抱かれてもいいって意味?」
北「おっ、お前が望むのなら」
藤「ドキッ」
恥じらいなから顔を真っ赤にし言った姿に。
俺の理性は、瞬く間に消え失せ。
北「ふっ、藤ヶ谷、誰かに見られちまうって」
チャポン、チャポン!
藤「構わない、見せてやる俺がどれだけ北山のことを愛しているか」
北「あぁ、いっ、あぁあっいぃーっ」
それを覚えてないだなんて言いやがったもんだから。
俺は―
藤「じゃなきゃ、手なんて出したりしねぇや」
北「んあっ、はっ」
藤「忘れるんじゃない俺はお前を選んだんだってことを」
北「ひっあっ、うっ」
藤「今度こそ絶対」
北「んあぁーっ」
ともあれ雨降って地固まる
まぁ、そんな感じで問題は解決し。
北「んなんで」
翌朝、俺達はニヤニヤした顔のメンバーに囲まれてしまう事となる。
ニ「バレてないなんて思っていたこと事態が笑える」
千「ほんとぉー、クスッ」
宮「結構お二人さん、鈍感なんだね」
玉「ガヤ、今度ミツを泣かせたら許さないよ」
藤「あ、はい反省しています」
横「クククッ」
でも幸せもんだな俺らは。
こんなに素晴らしい仲間達がいてよ。
見上げれば青い空―
藤「今日も頑張るか」
千「張り切り過ぎて、ヘマしないでくれよ」
藤「お前じゃあるまいし」
千「うえっ」
一同「あはははっ」
こうして、俺と北山は晴れて公認の仲となり。
明日への一歩を、踏み出して行くことになる。
正々堂々、恋人としての―
・
北「藤ヶ谷、藤ヶ谷」
知らない内に傷つけていたのも気づかなかったなんてよ、クッ!
藤「確かに俺はバイだ」
北「ううっ…ヒクッ」
藤「けどお前への気持ちが大きくなればなるほど彼女に罪悪感を覚え」
だから別れ話を切り出した
藤「たとえ想いが叶わずとも北山の傍にずっといたいそう思い」
北「藤ヶ谷」
チュッ!
北「んんっ」
だが、あの日―
酔っぱらったこいつは俺に言ったんだ。
北「なら今はフリーなんだろ、俺と付き合う?なーんちゃって、ニコッ」
驚いたぜ、マジ。
藤「いいのか?訂正はきかないぞ」
北「俺、藤ヶ谷のこと大好きだし」
藤「それは抱かれてもいいって意味?」
北「おっ、お前が望むのなら」
藤「ドキッ」
恥じらいなから顔を真っ赤にし言った姿に。
俺の理性は、瞬く間に消え失せ。
北「ふっ、藤ヶ谷、誰かに見られちまうって」
チャポン、チャポン!
藤「構わない、見せてやる俺がどれだけ北山のことを愛しているか」
北「あぁ、いっ、あぁあっいぃーっ」
それを覚えてないだなんて言いやがったもんだから。
俺は―
藤「じゃなきゃ、手なんて出したりしねぇや」
北「んあっ、はっ」
藤「忘れるんじゃない俺はお前を選んだんだってことを」
北「ひっあっ、うっ」
藤「今度こそ絶対」
北「んあぁーっ」
ともあれ雨降って地固まる
まぁ、そんな感じで問題は解決し。
北「んなんで」
翌朝、俺達はニヤニヤした顔のメンバーに囲まれてしまう事となる。
ニ「バレてないなんて思っていたこと事態が笑える」
千「ほんとぉー、クスッ」
宮「結構お二人さん、鈍感なんだね」
玉「ガヤ、今度ミツを泣かせたら許さないよ」
藤「あ、はい反省しています」
横「クククッ」
でも幸せもんだな俺らは。
こんなに素晴らしい仲間達がいてよ。
見上げれば青い空―
藤「今日も頑張るか」
千「張り切り過ぎて、ヘマしないでくれよ」
藤「お前じゃあるまいし」
千「うえっ」
一同「あはははっ」
こうして、俺と北山は晴れて公認の仲となり。
明日への一歩を、踏み出して行くことになる。
正々堂々、恋人としての―
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