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(旧)短編☆中編小説集

第14章 この想い叶えて

横「だからって、どうして俺んちにいるわけ」

北「他に行くとこないし」

横「あいつがツンなのは、百も承知のうえじゃん」

北「んでも、でもさ」

横「ミツ」



寂しい、クッ!



横「分かった、今日だけな明日は自分んちに帰れ」

北「コクン」



それから―



横「あぁーそう今、俺んちにいる」



横尾さん?

夢うつつの中で、聞こえて来た話し声。



横「ちゃんと示してやれって1度でいいからさ」



相手は藤ヶ谷か?



横「あいつ超寂しがり屋だから、フッ」



有り難う―

そして翌日、仕事へと行ったら。



藤「あぁーちょっと、話しておきたいことがある」

千「なにガヤさん」

藤「タマとわたはもう知ってるんだけど」

ニ「んっ?」

藤「俺と北山は今、一緒に暮らしている」

宮「えっ、そうなの」



藤ヶ谷…



ニ「つまりそれって」

藤「こういう事、ニコッ」



グイッ!



藤「チュッ」

北「んんっ、ちょよせハズい」



チュプ―



北「はふっ、んーっ」

千「うお熱烈うぅー」

ニ「ヒューヒューッ」



まっ、マジかぁ!?



玉「あらら クスッ」

横「これまた極端な」

北「つはっ、ハァハァハァ、あっあのなぁー」

藤「やっべしたくなっちまった」

北「へっ?」

藤「昨日、やってないし」



まっ、まさか!?



藤「悪い、ちょっと抜けるな」

北「えぇーっ!?」



グイッ!



北「ふっ、藤ヶ谷あぁ」

玉「行ってらっしゃーい」






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