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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第10章 元カレに枕営業

俊太と百々果が私たちのテーブルの
キャンドルに火を灯す。

「おめでとう」
「ありがとう」

こんなやり取りをする中
俊太は私と目を合わせようとはしなかった。

それは大して気にならなかった。

しかし百々果とは目が合った。

私に対して少しでも申し訳ない態度を
示すと思っていた。

軽い会釈程度のものでもよかった。

全てをチャラにしようと思っていた。

だが私は百々果を買い被っていた。

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