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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第16章 椎名佳祐の事情

姉も姉で気を使い
いつも一時間足らずで帰る。

「胡桃さん。次は女の子がいいな。
佳祐もしっかりやれよ」

これも姉の帰り際のお決まりの台詞だった。

「さてと……晩御飯でも作りますか」

胡桃は袖をめくるとキッチンへと向かう。

俺は決まって胡桃の後を着いていく。

「何作るの?」

後ろから胡桃の肩に顎を乗せる。

「シチューは煮込んであるからお肉でも
焼こうかな……って陸翔と海翔から
目離しちゃダメでしょ!」

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