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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第17章 キスの意味

「よしッ!」

無言の状態から15分ほど経過すると
斗真社長は立ち上がった。

「遥香ありがとな」
「えぇ?私は何も……」

ただ斗真社長の横顔を見つめていただけ。

「やっぱり遥香は猫みたいだな」

その言葉の真意は分からないけど
再びこうして頭を撫でられて嬉しかった。

斗真社長を見送ろうと私も立ち上がる。

「斗真社長……聞いてもいいですか?」

とんでもないことを思い付いた。

「ん?どした?」

胸の鼓動が急激に高鳴る。

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