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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第17章 キスの意味

「あッ!こんばん……は?」

振り向き様に私が目にしたのは……

「梶ケ谷……さん?」
「そうですよ」

うん……声と雰囲気は間違いなく梶ケ谷。

でも……別人。

三つ揃いのスーツが斗真社長を彷彿させる。

それだけじゃない。

腕時計、靴、カフスなど
あらゆる装飾品に至るまで完璧であり
文句の付け所が見当たらない。

髪の毛もスッキリしていて清潔感があり
よく似合っている。

以前は前髪が目の辺りまで掛かっていて
あまり顔を認識出来なかったが
こうして改めて見るとわりと格好いい。

充分イケメンの分類に入る。

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