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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第18章 本條斗真の事情③

だが心とは裏腹に遥香がここに居ると
分かっていながら会いに来てしまう。

「ひとりで考え事をしたくて」

心にも無いことを言い
遥香を遠ざけようとした。

互いに黙って過ごした時間。

遥香のことを考えていた。

俺は社長であり遥香は一社員。

17歳の年齢差。

不安材料はこれまでの自分自身。

同じことを繰り返さないとも限らない。

自信もない。

資格もない。

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