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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第18章 本條斗真の事情③

今日のところは楠田に心を許していると
思わせることが目的。

過剰なボディータッチもやむを得ない。

以前の俺だったら今頃は
ホテルの一室で楠田を抱いているだろう。

「斗真さんてぇ……仕事がデキる男って感じぃ」
「尾崎がしっかりしてるから俺は甘えてるだけ」
「もぉ……尾崎さんの名前出さないでよぉ……
せっかく斗真さんと二人きりなのにぃ……」

俺の太腿の上で繋がれている手を
楠田は意図的に内腿まで移動される。

「斗真さん……尾崎さんから私を守って……」

たかが服装のことを言われたくらいで
尾崎をここまでダシに使うとは。

明日にでもこれをネタに
尾崎と飲みにでも行くか。

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