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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第21章 佐伯胡桃との初対面

「こんにちは。遠かったでしょ?」
「いえいえ。こちらこそ突然お邪魔してしまい
本当にすみません」

佐伯胡桃……椎名家は
海がよく見える高台に建てられた
可愛らしい二階建ての家だった。

そしてその家の雰囲気に
胡桃がよく合っている。

いや……胡桃だからこそ
胡桃を取り巻く回りの全てが
輝いて見えるのだろう。

可愛いとか綺麗とかのレベルではない。

内面から輝きが溢れている。

圧巻だった。

これは男が放っておかない。

斗真社長も……かつてはそうだった。

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