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「はい……ごめんなさい」

あっさり白状。

でも胡桃は許してくれると思った。

決して胡桃をなめているわけではない。

おおらかさを感じた。

「ここのケーキ美味しいよね。頂いちゃっていい？」
「あッ！もちろんです」

私が持参した職場近くのケーキ屋の箱を
子供がクリスマスプレゼントを貰ったかのように
無邪気な仕草で開封する。

胡桃は色々な表情を持っている。

「やったッ！チーズケーキがある！」
「胡桃さんお好きなんですか？」
「好き好き！大好き！ここのチーズケーキ
ホントに大好きなの！」