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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第23章 梶ケ谷秀吉の事情③

水谷は僕の秘書としてではなく
本條グループ買収の指揮者として
HKホールディングスに残る形となった。

「社長が結婚する相手は先日ホテルで
お見掛けした可愛らしい女の子ですか?」
「まーな。今夜プロポーズする」
「えぇ?まだしていなかったんですか?」

水谷は驚いていたが僕には分かる。

僕と遥香の未来予想図は既に完成されている。

「明日にでも紹介するよ」
「……大丈夫ですか?ちなみにお付き合いは
いつからですか?」

水谷は何を心配しているのだろうか。

「2回セックスした。問題ないだろ」
「私が聞いているのはそういうことではなくて」

水谷の心配している意味が分からない。

僕と遥香は心も身体も繋がっている。

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