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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第27章 梶ケ谷秀吉の事情④

「取締役会に行ってくる。大人しく
してるんだよ」

秘密の部屋に表から鍵を閉めた。

これで遥香は一歩たりとも
秘密の部屋から出れない。

遥香だけを愛しているという証である。

誰の目にも遥香を触れさせない。

遥香には一生僕だけだ。

僕にも遥香だけだ。

遥香が次に秘密の部屋を出れるのは

僕たちの結婚式だ。

あ……鍵はもっと厳重にしておこう。

秘密の部屋を開けられるのも
遥香のスイッチを入れることが出来るのも
僕だけである。

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