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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第28章 水谷文乃の事情③

「いつから始めます?」
「出来れば明日にでも」
「分かりました。梶ケ谷秀吉の行動次第に
なりますけど」

ここでなぜ梶ケ谷?

尾崎と理佳の話が全く見えない。

「水谷専務。明日、梶ケ谷社長の
スケジュールはどのようになっています?」
「……あの馬鹿社長にスケジュールなんて
あるわけないじゃないですか」

今日の緊急取締役会でさえ
渋々出席したくらいだ。

「いかにも。では明日、水谷専務が
梶ケ谷社長を会社の外に連れ出してください」
「どうして……説明をしてください」

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