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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第29章 梶ケ谷秀吉の事情⑤

「行きましょうか」

僕は冷静を装っているが
心臓が激しく高鳴っていた。

「おぶって頂いてもよろしいですか?」

つまりそれは……

あのノーブラの胸が僕の背中に……

「分かりました。どうぞ」

女の前にしゃがむと全体重が背中に
のし掛かった。

立ち上がろうとするが手のやり場に困る。

「いいですよ……お尻で支えて頂いても」

女のお尻を両手で支えながら立ち上がった。

「ごめんなさい……重いでしょ?」

それどころでは無かった。

遥香以外の女の身体に触れる行為を
想像すらしたことがなかった。

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