テキストサイズ

枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第30章 本條斗真の事情⑥

その姿があまりにも可愛らしく頭を撫でた。

「遥香……ごめん。ありがとな」

俺と会社を守る為に
梶ケ谷と結婚まで決意させてしまって。

「そんなのいいから早くチューして」
「全然良くないよ。これからは無茶するなよ」
「分かったからぁ。チューはぁ?」

だだっ子のように甘える遥香に
ここでようやく唇を重ねた。

唇を離すと遥香は
点滴をしていない方の手を俺の首に回した。

「まだ目覚めてないからダメ」

そして今度は遥香から俺に唇を重ねた。

遥香は安心しきったのか
俺と唇を重ねた状態で眠りに落ちた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ