テキストサイズ

枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第3章 枕営業禁止令

「さて、説明してもらいましょうか」

横島の目付きが鋭くなった。

「こんなやり方……」

返す言葉がなかった。

それはすなわち枕営業を認めたことになる。

「藤咲さんは男の心理状態までは把握しきれて
いなかった様子ですね」
「……どういう意味ですか?」

ひしひしと追い詰められる。

「どういう形にしろ女を手に入れたということを
男は自慢したがる。社長のように年老いた男が
若い女を手に入れたとなれば尚更のことです」

横島がしてやったりという風な
表情を浮かべた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ